粉体工学会春期研究発表会にて発表の概要
(株式会社IHI提供)
http://www.sptj.jp/haru.html
Zhihong LIU:e-mail:shikou_ryuu@ihi.co.jp


 

目的:
渦巻きサイクロンとの比較を行い、
低コストな大型四角サイクロンの特性を把握

BARRACUDA-CPFD解析と実験との比較検証

論文の著者:
株式会社IHI
 劉 志宏様, 須田 俊之様, 柴田 卓様

四角サイクロン,渦巻きサイクロンの比較
四角と渦巻きサイクロンの固ー気分離機構の違いの比較
入口流量と粒子負荷の影響を調べ、分離効率と圧損を比較

  四角サイクロンと渦巻きサイクロン    
   

BARRACUDA解析と実験との比較検証
サイクロン圧損について
実験とBARRACUDA解析の結果は良く一致していた。

解析の検証図1    
    サイクロン分離効率について
実験とBARRACUDA解析の結果は良く一致していた。


解析の検証図2

四角,渦巻きサイクロンの固ー気分離機構

四角サイクロンと渦巻きサイクロンを比較した。
四角サイクロンでは粒子と壁との衝突で粒子の
速度は落て分離される。

接線方向の速度は、渦巻きサイクロンより大幅に小さい。

粒子速度のベクトル(横断面)    
 

渦巻きサイクロンの外筒の壁に沿って全部高濃度である。

内部空間における濃度について四角サイクロンは渦巻きサイクロン


粒子の体積分率    

入口速度と粒子負荷の影響

渦巻きサイクロンの粒子分離効率は四角サイクロンより大きい。
渦巻きサイクロンの分離機構は遠心力で、
入力速度の影響が低減すると分離効率は低減する。

四角サイクロンの分離機構は壁との衝突と遠心力の両方である。
入力速度の影響が低減すると分離効率は増加する。

総分離効率    
  粒径ごとの分離効率は、総分離効率と同じ傾向である。
粒径ごとの分離効率    
 

四角サイクロンの圧損は、同じ条件下での
渦巻きサイクロンよりも低い。

入力速度が低下したときの無次元圧力降下が減少する。

粒子負荷が減少すると無次元圧損は増加する。

圧損    
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